この記事はセラピストができるコロナ対策に関する記事です。
コロナによって日本経済だけでなく世界経済が不況になってしまいました。特に「飲食店」や「接客業」は死活問題です。
このままでは閉店する店舗も多くなるでしょうし、生活が困難になるセラピストもでてきてしまいます。
「自粛中なんだから出勤してはいけない!」という意見があるのも当然わかります。
しかし、自粛しても政府が保障してくれない状況では、生活のために働くしかない人がいるのもまた事実です。
「感染を防ぐための自粛」と「生きるために必要な経済活動」のバランスをいかにとるかが重要な時期であると思います。
感染させないために出勤を控えるセラピストさん、セラピストさんを応援したいけど誰かを守るために来店を控えるお客様、感染は怖いけれど生活のために出勤するセラピストさん、様々な意見があるのはわかっていますが、誰かを責めるのではく協力しあえる事を願っています。
この記事は出勤を推奨するものではありません。可能な限り出勤は自粛すべきだとは思っていますが、仕事しなくてはいけない人のために、少しでも役に立てばと思って記事を書きました。
メンズエステは接客業であるため、出勤するセラピストさん、営業する店舗スタッフさんはお客様に感染させないために自らが感染しては絶対にいけません。
そのため、この記事ではエビデンスが認められている免疫アップ方法や、エビデンスは無いけれども効果あると評判の民間療法、生活を守るためにセラピストがどのように収入を確保すべきなのか、などについて説明していきます。
Contents
エビデンスがある予防方法
厚生労働省のHPには以下のように書かれています。
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
また、人込みの多い場所は避けてください。屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
これからもわかるように、厚生労働省では手洗い、睡眠、人込みを避ける事が感染予防につながると述べています。
では一つ一つ説明していきます。
手洗い
ユニセフがコロナ対策の手洗い方法を以下のように説明しています。手洗いのタイミングの説明をしています。
- 料理や食事をする前
- 咳やくしゃみ、鼻をかんだ後
- トイレの後
- 登校/出社した時、外から戻ってきた時、帰宅した時
- 動物や昆虫にふれた後
そして、手を洗う箇所も重要になってきます。洗わなければいけないのは以下の箇所です。
- 手のひら
- つめ
- 親指の周り
- 手の甲
- 指の間
- 手首
もちろん石鹸などを利用して洗うことが求められます。
セラピストさんも接客前後は必ずこころがけましょう。
混雑箇所をさける
混雑している場所へ行くことは避けましょう。小池都知事は3月末の会見で、「接客を伴う飲食店」への自粛を求めました。
その会見では夜の繁華街ではクラスターが発生していると考えられると述べていました。
そんな事を言って保障はしないのは異常だと思いますが、現状は「接客を伴う飲食店」へ行く事は避けた方がいいでしょう。その様な場所に行くのであれば、感染拡大を防ぐためにメンズエステの出勤は控えましょう。
充分な睡眠時間とは何時間?
厚生労働省で「充分な睡眠時間」をとるように書いていますが、充分な睡眠時間とは何時間なのでしょうか?
意見は分かれるところでしょうが、「7時間睡眠」が一般的に充分な睡眠時間と言われています。
実際、2014年のカリフォルニア大学の研究では、睡眠時間が6時間以下の人は、7時間を超える人よりも風邪ウイルスの感染率が4倍以上も高いという結果が報告されています。
なるべく7時間の睡眠をこころがけましょう。
民間療法で免疫力を上げる
今まで述べてきたことは公的機関が認めている予防法なので信頼できますし、積極的にしなくてはいけないのですが、民間療法も人によっては効果があります。
もちろん、民間療法なので効果は保証されていませんが、やる価値はあるものをいくつか紹介します。
酸素カプセル
酸素カプセルはスポーツ選手が利用しているように、疲労回復効果があると言われています。
さらに、血流がよくなり基礎体温が上がるので免疫力アップが期待できます。
実際、例年冬の時期には免疫力を上げるため多くの人が利用しています。
ハンカチ王子でおなじみの斎藤佑樹投手が利用したことで10年以上前に流行しましたが、今でも都心部には店舗があるので利用してみるのもいいでしょう。
太陽光を浴びてビタミンDを作る
ビタミンDが高まると免疫が上がります。そして、ビタミンDを作るためには日差しを浴びる必要があります。
自粛ムードで外出を控えていても、少し太陽に当たるような生活をこころがけてみてはどうでしょうか?
針治療で免疫アップ
鍼灸は古来からずっと使われてきている医療です。国家資格であり、しっかりと修行した鍼灸師は信頼できます。
実際、前立腺の治療など西洋医学では治療できない分野を鍼灸で治すこころみがされていますし、東大病院では鍼灸科もできているように信頼できます。
そんな鍼灸では免疫を上げるツボもあるようです。
どれほどの効果があるのかはわかりませんが、興味がある人は足を運んでみてもいいかもしれません。
お客様に感染させないために
店舗も営業するならば、セラピストさんも出勤するならば、絶対にお客様に感染させてはいけません。
お客様に感染させないための取り組みは最大限の努力をはらわなければいけません。
特に店舗は責任をもって、感染予防に取り組まなければいけません。これは絶対に怠ってはいけません。
症状があれば休む
当然ですが、症状がある場合には出勤を控えましょう。厚労省では以下のようにお願いをしています。
次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が2日程度続く場合、又は強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
コロナで収入が減ってる中、体調が悪くても仕事をしたい気持ちはわかりますが、体調不良の際は必ず休みましょう。
アルコール消毒
ドアノブなど多くの人が触れる場所は必ずアルコール消毒をしましょう。
最近では、買い占めなどの問題で販売してない可能性もありますが、その場合は代用品で消毒をしましょう。
マスクの着用
マスクに関して厚生労働省では以下のように述べています。
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ上で高い効果を持ちます。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクを着用しましょう。
ご自身の予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる予防効果はあまり認められていません。
お客様が望むならば施術中にマスクの着用をするなどの配慮もしたほうがいいでしょう。
マスクも単価が上がっているので、施術中にマスクを着用するならば店舗側にマスクを用意してもらいましょう。
換気
施術中はお客様は紙パンツで寒いので換気は難しいですが、お客様一人の接客が終わったら必ず換気をしてください。
そのため、今まで以上に予約の間隔をあける必要があります。換気してから部屋を暖かくする時間も必要なので、今まで以上に時間がかかります。
収入を守るためにするべき事
コロナによって収入が減っているセラピストは非常に多いです。
コロナ対策で一番大切な事は、出勤日数を減らしても今までと同程度の収入を確保する事です。
電車に乗って出勤して、お茶を引いてしまったら感染リスクが増えるだけで収入は確保されない、マイナスでしかありません。
今の店がコロナで稼げない場合は移店したほうがいいです。
もちろん、今のお店が気に入っている場合や、そこまで収入が落ちていない人は移籍の必要はありません。では早速、今の時期に移籍するならどのような店がいいのか紹介します。
保障が出る
コロナでメンズエステに限らず全ての接客業でお客様が減っています。飲食店ほどではないですが、メンズエステのお客様も自粛している人が多くいます。
そんな中、勇気を出して出勤してもお客さんが少ないセラピストもいるようです。
コロナで出勤するならば最低保証があるとセラピストさんも安心して仕事ができます。
今のお店が保障を出しておらず、コロナの影響で必要な収入を得れないのであれば、保証がある店舗を探してみるのも一つの手です。
参考までにリンクスグループでは条件によりますが、一日15,000~30,000円の保証も可能です。興味がありましたら、公式求人サイトを見てください。
人気や知名度の高い店
本指名を呼べるセラピストさんはどこの店舗でも、コロナ渦においても安定して稼げています。それと同様に、人気や知名度がある店舗はコロナ渦においても安定した集客をしています。
これはなぜでしょうか?
それは、店をリピートする顧客を多く抱えているからです。
開店して1年程度の店舗だと、どんなに素晴らしいお店でもそこまで固定客を持っていません。
知名度や人気がある店舗は何年間も真面目に営業をして、お客様と信頼関係を築き上げてきました。そのため、減少したとしてもリピートのお客様が来店してくれます。もちろん、知名度があるので新規のお客様も来店されます。
特に店の固定客は新人セラピストには必ず入りたいと思っている事が多いので、移籍してもすぐに指名されます。
未経験者や経験が浅く本指名が少ないセラピストさんは特にオススメです。お客様が少ない状況でも安定して稼ぐ事ができます。
リンクスグループは、リンクスが池袋、新宿、高田馬場、赤羽、大塚にあり、ピクシーは派遣型で営業しているため、店舗規模が大きく知名度も人気も非常に高い店舗です。もし興味がありましたら、公式求人HPを見てください。
家から職場まで派遣で仕事をする
リンクスグループはピクシーという派遣タイプの店舗も運営しています。
ピクシーではコロナが心配で公共交通機関を使いたくない人に対して送迎をしています。
そのシステムを使えば、出勤しても会う人はドライバーとお客様だけなので、会う人数を減らして感染リスクを下げる事ができます。
もちろん車内も換気して運転するので安心して乗る事ができます。
番外編
コロナ対策でリンクスグループが独自におこなっている事について紹介します。
メンズエステ業界を盛り上げるために、少しでも力になれればと思って現在取り組んでいる事は以下の二つです。
メンズエステの無料講習
リンクスゼミナールはメンズエステの講習をしているのですが、この未曽有の危機の対策として無料で講習をしています。
もちろん無料なので、何時間もかけて様々な技などを教える事は難しいのですが、一つのテーマを決めて丁寧に講習をします。
例えば「SNSの利用方法」や「本指名を呼ぶ挨拶の仕方」などメンズエステのテクニックではなく、接客テクニックも可能ですし、「ストレッチの技一つ」「リンパの技一つ」など希望するテーマ一つを丁寧に講習します。
このような状況なのでメンズエステ業界が少しでもよくなるように微力ながら貢献させてください。
応募フォームから無料講習についてと書いて連絡ください。
閉店危機の店舗の相談
コロナ自粛のせいで閉店を検討している店舗関係者様の相談をのります。
どの程度、力になれるかわかりませんが開業して4年目である程度は運営方法などもわかっているので、少しは力になれると思います。また、この自粛の時期のみ講習方法などの相談にのることも可能です。
ライバル関係としてではなく、メンズエステ業界一丸となって協力してこの危機を乗り越えていきたいと考えています。
そのため、閉店危機に陥っていなくても、「仲良く切磋琢磨してメンズエステを盛り上げたい!」という店舗関係者様からの連絡もお待ちしています。