当記事は、メンズエステを既に開業している人に向けて、男性スタッフを採用するべきかどうかについてです。
男性スタッフの採用は「お金がかかる」「気を遣う」など心配する経営者も多い一方で、「拡大には人が必要」「自分の時間が欲しい」という理由で積極的に採用を考えている経営者もいます。
「人に任せるより、自分で仕事したほうが早いし安上がりだよ」と考えるかもしれませんが、実際はそうではありません。
男子スタッフを雇うことによって、時間的にも精神的にもゆとりができて仕事の質が向上します。しかも、「自分が持っていない考え方」や「自分が知らない知識」を取り入れる事も可能です。
もちろん、採用してもすぐに辞めてしまう、トラブルをおこしてしまうなど、一般業種より厄介な人が集まる可能性があるのも事実です。
メンズエステの男性スタッフの求人方法や、採用に合う店合わない店などについて説明します。
採用すべき店と採用すべきでない店の違い
スタッフを雇って成功する店もあれば失敗してしまう店もあるので、自分の店の今後をどう考えるかによって対応すべきです。
実際、男子スタッフのせいでセラピストが退店してしまったという話はよく聞きます。逆に、男子スタッフを採用したことによって売上が伸びたなんて話もよく聞きます。
男性スタッフが必要な店
店舗を拡大していく意思があるオーナーは早い段階で積極的に採用するべきです。
店舗を拡大するためには、信頼できる従業員が必要です。経営者個人でこなせる仕事量には限りがあります。
信頼できる従業員の育成には時間がかかるので、拡大前から採用して準備していくべきです。また、深夜営業など営業時間に幅をもたすためにも従業員は欲しいです。
個人でやるべき店
資金力が弱い店は、店舗が拡大するまで採用は控えるべきです。
店舗が拡大途中に余計な人件費がかかると資金がショートする可能性があります。
雇うからにはしっかりと給料を支払う必要があります。店の都合でシフトを削ってはいけないので、余計な固定費がかかります。
店舗規模が小さく資金力が乏しい状況では、無理をせず自分で仕事をしましょう。
メンズエステの男性スタッフの求人方法
採用すると決めても、応募がなければ雇えません。メンズエステは男性スタッフの応募が少ない業種なので、どう求人すればよいのか説明していきます。
店のHPに応募ページを作る
HPで男性スタッフの求人をしているメンズエステ店は少ないです。
そのため、募集すると決めたなら、すぐに求人要綱を作成してアップすべきです。
やる気のある求職者は求人サイトをみるだけでなく、様々な店舗のHPから自分に合う店を探そうとします。募集している事がわかるようにすれば、やる気のある人材から応募が来る可能性があります。
求人サイトを利用する
男性向けの高収入求人サイトを利用して募集をする方法が一番スタンダードです。
有名どころだと「アップステージ」「ドカント」「野郎ワーク」などがあります。しかし、広告掲載したからと言って必ず応募があるとは限りません。
半年間で一人応募がある程度のサイトもあります。過度な期待はしないほうがいいでしょう。
求人サイトの特徴は「複数店舗に応募する人」が多いので応募があっても面接にばっくれる人が非常に多いことです。5人中2人くらいしか実際に面接に来ません。
優れた人材も中にはいるので、勤務条件や職場環境などを整える必要があります。また、やる気がある人は店の将来性で選ぶ場合もあるので、店の規模を大きくする努力も必要です。